2011年01月20日

岩隈投手が1勝につき10万円寄付

 プロ野球、東北楽天ゴールデンイーグルスの岩隈久志投手(29)が、発展途上国の子どもたちを救う活動に取り組んでいる。1勝を挙げるごとに寄付金を贈っており、生活や教育を支援する施設の建設などに活用されている。岩隈投手は「役に立ててうれしいし、モチベーションも上がる」と喜んでいる。
 岩隈投手は2006年から毎年、1勝を挙げるごとに10万円を、仙台市のボランティア団体「ハビタットフレンズ仙台」に寄付している。ハビタットフレンズ仙台は、子どもたちの命と安全を守る支援プロジェクトの資金として活用している。
 昨年はエイズ孤児が安全な水を飲めるようにと、雨水貯蔵タンクをケニア、ウガンダ、タンザニアに計8基寄贈した。東南アジアのラオスの小学校でも、同様のタンクとトイレを建設中だ。
 過去には、やはりハビタットフレンズ仙台を通してミャンマーで子どもたちの給食費を援助したほか、タイで図書館の建設なども行った。
 岩隈投手は06年以降、50勝を挙げており、寄付総額は500万円に上る計算。「これからも、子どもたちに夢を与える存在でありたい。優勝するためにも、さらに勝ち星を増やしたい」とさらなる支援に前向きだ。
 エースの熱心な活動に、ハビタットフレンズ仙台の母子部・アジア支援リーダーを務める佐々木佳代さんは「日本の著名人が支援してくれることが、現地の子どもたちの励みになっている」と感謝している。




[河北新報ニュース]より



 子ども達に夢と希望を与えることが仕事の一つとも言えるプロスポーツ選手・・・。プロ野球選手の勇姿は昔も今も子ども達の憧れです。岩隈投手は楽天のエースとしてチームの牽引者でありますが、2006年からこうした寄付の活動を行っているということで、まさにプロ選手としての鏡ですね。他の選手の模範となるすばらしい選手ですね。



Posted by heruga at 08:25

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岩隈投手が1勝につき10万円寄付