2009年05月27日
懐古地図で100年前へタイムスリップ!
仙台市の市制施行120周年を市民レベルで祝おうと、地元の出版社でつくる任意団体「せんだい120アニバーサリー委員会」が、約100年前の地図を復刻した冊子「仙台地図さんぽ」を発刊した。見開きで現在の地図と見比べられる仕掛けになっており「失われたものや今も残る風景を、歩きながら探してほしい」と話している。
冊子はA4ワイド判で104ページ。1912年に発行された「仙台市全図」を復刻した。市内を30ブロックに分割し、ページの左側に仙台市全図、右側に現在の地図を配した。
当時は評定河原(青葉区)に牧場があったことや、現在は住宅街の堤町(同区)付近に競馬場があったことが確認できる。戦災を免れた若林区では藩制期の街並みが残り、町名もほとんど変わっていないことが分かる。
既に建物がない行政機関や施設は各ページに解説と写真を添付した。資料編には、江戸期や終戦直後の地図も付けている。
アニバーサリー委員会は「風の時編集部」(宮城野区)と「プレスアート」(若林区)が1月に結成した。
【河北新報】
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最近はいろんな地図が出ていて、地図もブームになっていましたね。 自分の住んでいる街並みが、歴史と共にどのように変化してきたのかを見られるのはとても興味深いものです。
発展と共に新しく得たもの、失ったもの、守り抜いたもの-
その判断は後になって初めて気づくものでもありますが、故郷を愛する気持ちは変わらずに持ち続けたいですね。
Posted by heruga at 17:46